通販事業(EC事業)に関する覚書3
つぎに、
2.媒体(新聞とかカタログとかサイト)を使って集客・リスト化
について。
ここはコストの部分で、施策の効率はCPOという指標で測られます。
CPOとは、コストパーオーダーの頭文字で1オーダーに付きいくらの
コストがかかったかという値です。
通販会社の話を聞いていると、中規模くらいだと大体広告宣伝費に
30%くらいをかけても、なんとかやっていけるって感じみたいですね。
アフィリエイトとかやるにしても、そこらへんが上限ってところは
一つのポイントになるかもしれないですね。
ちなみに。
広告宣伝もさることながら、リスト化した顧客のデータを分析して
効率のいい宣伝をするためにはどうすればよいかという
マーケティング戦略も重要になってきます。たとえば、
手元に10万くらいのリストがあっても、3年から4年で使えないものに
なるらしく、大体2〜3万位が定常的に使えるリストっぽいです。
そのうち、どのターゲットにどんな広告を打っていくかというのは、
これまでの行動や反応をつぶさに観察しながら決めていく必要があります。
携帯だと、メールマガジンを打つときは普通のプレーンメールではなく、
デコメを使って送ると購買に結びつく率(コンバージョンレート)が高くなる
といったようなことがこれにあたりますね。